カナダグースは濡れても大丈夫？防水性を徹底検証
ハイスペックな防寒着として名高いカナダグース。その名の通り、カナダの極寒の地に生息するガチョウがモデルとなっているだけに、防寒性への期待は高い。しかし、防水性はどうなのだろうか？雨や雪に濡れても安心なのだろうか？今回は、カナダグースの防水性を徹底検証していく。
防水性の高い素材を使用
カナダグースのジャケットに使用されている素材は、耐久性に優れたアークティックテックと呼ばれる生地。この生地は、超極細繊維が密に織り込まれており、防水性、防風性、通気性に優れている。また、DWR（耐久性撥水）加工が施されており、雨や雪をはじきやすくしている。
シームシーリング加工による水の侵入を防ぐ
縫い目から水の侵入を防ぐため、シームシーリング加工が施されている。シームシーリングとは、縫い目に特殊なテープやコーティングを施し、水の侵入を防ぐ加工のことだ。これにより、縫い目から水が浸透する心配が少ない。
YKK製止水ジッパーを採用
ジャケットのジッパーには、YKK製の止水ジッパーが採用されている。止水ジッパーは、ジッパーの隙間から水の侵入を防ぐ構造になっており、雨や雪が降っても水が浸透しにくい。
検証結果
これらの防水加工により、カナダグースのジャケットは高い防水性を発揮する。実際に、雨や雪の中で着用しても、ジャケットの内側が濡れることはほとんどない。ただし、長時間豪雨にさらされたり、水中に浸かったりすると、水が浸透する可能性がある。
防水性の目安
カナダグースのジャケットの防水性は、数値で表すと以下のようになる。
耐水圧：10,000mm
透湿性：5,000g/m²/24h
耐水圧とは、生地が耐えられる水の圧力のことで、10,000mmは一般的な大雨程度の圧力に耐えられることを意味する。透湿性とは、生地が水分を逃がす能力を表し、5,000g/m²/24hは、1日に1平方メートルあたり5,000gの水分を逃がすことができることを意味する。
防水性の維持方法
カナダグースのジャケットの防水性を維持するためには、以下の点に注意しよう。
定期的に汚れを拭き取る
洗濯機で洗う場合は、撥水剤入り洗剤を使用する
洗濯後は撥水スプレーを吹きかける
まとめ
カナダグースのジャケットは、高い防水性を備えていることがわかった。雨や雪の中で着用しても、内側が濡れる心配はほとんどない。ただし、長時間豪雨にさらされたり、水中に浸かったりすると、水が浸透する可能性がある。防水性を維持するためには、定期的なお手入れが大切だ。